こんにちは、しょうです!
転職面接で「職務経歴」を聞かれた際に「何から話した方が良いのか?」「どこまで話したら良いのか?」など、話す内容は多いため整理するのが大変ではないでしょうか。
また転職回数が多い方は、余計に伝えづらかったり、言い回しを考える必要があるため、悩むことも多いのではないでしょうか。今回の記事では、そんな悩める質問「職務経歴」について、回答のコツや話し方など、例文を踏まえて徹底解説します。
・職務経歴の話し方を知りたい
・面接が通らなくて悩んでいる
・転職を成功させたい
INDEX
職務経歴とは
あなたの今までのお仕事の内容や経験を話す質問になります。企業としてはあなたが自社に馴染んでくれるか、活躍をしてくれるかを見極めるために、職務経歴に注力しています。
そのため職務経歴を聞かれた際はあなたがどんな仕事をしていたのか・身に付けたスキルや能力を簡潔に述べてアピールすることが重要になります。
企業が職務経歴を聞く理由
企業が「職務経歴」を聞く理由としては、主に2つあります。
あなたが経験していることやスキルを知りたい
あなたの経験やスキルを確認することで、あなたが自社に入社して活躍することができる人材であるかを確認します。また、それを聞くことであなたが入社した際に任せたい仕事や役職などを判断する材料にもなります。
簡潔にわかりやすく話す能力があるか
職務経歴は話す内容が多いかと思いますが、その中から何を話せば「採用したい」と思わせることができるか、話す内容を選択しなくてはいけません。面接の時間も限られていますので、面接では簡潔にわかりやすく話すことが必要になります。企業側としても、その能力が備わっているかも見ています。
転職に成功する人と失敗する人の違いや転職成功のコツなどを知りたいという方は、以下の記事も参考になります。
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職務経歴で必ず伝える項目
前職の業界職種
前職でどういった業界に勤めていて、どんな仕事をしていたのかを伝える必要があります。未経験の転職であれば、仕事内容について初めて聞く人でもわかるように嚙み砕いて話す必要があります。
経験者であればより細かい詳細な仕事内容を伝える方が効果的になります。また、職種の中でも自分がどういった役割を持って仕事をしていたのかの詳細も伝えた方がよいでしょう(例:営業職で役割は新規開拓営業など)。
また複数回の転職をしている方は、全ての仕事を伝える必要はありません。特に関わりがある仕事やその経験年数などを合わせて伝えてあげる方が効果的になります。
経験や身に付けたスキル・能力
前職にて「どんな仕事をしてきたのか?」「どんな能力やスキルを身に付けてきたのか?」をアピールします。その際は具体的なエピソードを交えてお話しするのが良いでしょう。そうすることで信憑性が高くなり、より面接官がイメージしやすくなるため、効果的になります。
実績(成果や受賞歴など)
前職で仕事をしていく中で実績やMVPなどの受賞歴をアピールしましょう。営業などの仕事の場合は、自身が上げた売上や新規開拓した会社の話しなど、より具体的なエピソードを話すのが良いでしょう。
また社内で表彰されたような実績があればそれも合わせて伝えることと、それを伝える際はどんな賞で取るのにどれだけ難しいかをわかりやすく説明するとより効果的になります。
職務経歴の話し方とコツ
結論から話しをする
話しをする際は必ず、結論から話すようにしましょう。結論から話すことによって、聞き手は何を伝えたいのかを事前に知ることができるため、その後の話しの理解度が高まります。
「結論」を述べて、その「理由」を話し、「まとめ」という形で話せるように準備をしておきましょう。結論から伝えず、ダラダラと長話しをすると聞き手に負担かけるだけでなく、「論理的に話しができない人」という悪い印象を与えてしまう可能性があります。
話すことが複数ある場合の話し方
一つの質問に対して2~3つ話す内容がある場合は、最初に話す内容がいくつあるのかを伝えるようにしましょう。
例えば「今回、私が転職をしようと思った理由は3つあります。1つ目は…」のように最初にいくつの話しをしようとしているのか、伝えることで聞き手も聞く覚悟できるため、話しが理解しやすくなります。
丁寧な言葉遣いで話す
上述でお伝えした通り、転職面接の際は社会人経験があることが前提のため、最低限のビジネスマナーがあるものだと思っています。
そのため丁寧な言葉遣いで評価が上がることはありませんが、できていないことでマイナス評価をされてしまう可能性は高くなります。転職を希望する企業や面接官・受付の方まで、誰であっても敬意をも持って、丁寧な言葉遣いで臨みましょう。
転職回数が多い場合の話し方
転職回数が多い方は「転職回数がなぜ多いのか?」を必ず聞かれることになります。そのため転職回数が多くなってしまう理由を必ず準備しましょう。転職回数が多い方は、明確な理由がなければ「嫌なことがあったらすぐに辞めてしまう方」「内定を出しても、すぐに辞めてしまうのでは?」と思われてしまいます。
辞める理由としては福利厚生や人間関係など、マイナスなイメージを持たれてしまうような答えは避けるようにしましょう。自身のスキルやキャリアアップを考えて転職を繰り返してきたという流れにすると前向きに説明できるかと思います。
未経験者の職務経歴例文
未経験者の場合は、前職での成果や身に付けたスキルを中心にご説明するようにしましょう。業界や職種が違ったとしても、必ず紐づくようなアピールポイントがあるはずですので、そこを見つけ出し、職務経歴に組み込むようにしましょう。
未経験者の職務経歴例文
前職は○○株式会社で○○(職種)の仕事を○○○○年○月から○年間、仕事しておりました。
○○(職種)中でも○○という役割をメインに仕事をしており、最初は上手くいかないことばかりで成果も上げられていませんでした。しかし、アプローチする方法を工夫することで成果が徐々に上がるようになりました。そういった経験もあり、クライアントとの調整する能力やコミュニケーション能力を身に付けることができました。またこの功績が認められ、社内で上半期MVPに選ばれ、高い評価を得ることができました。
様々な功績を上げることができたため、チームリーダーも任されるようになり、部下5人のマネジメントやチーム全体の数字管理などを行ってきました。前職は全く別の業界でしたが、これらの経験や身に付けたスキルは、必ず御社でも役に立つと思います。
経験者の職務経歴例文
経験者の職務経歴の場合は、同じような仕事内容であるはずですので、そこで具体的にどのようなクライアントと関りがあって、どのような仕事をしていたいのかを、未経験者よりも具体的に答えるようにしましょう。
経験者の職務経歴例
前職は○○株式会社で○○(職種)の仕事を○○○○年○月から○年間、仕事しておりました。
○○(職種)中でも○○という役割をメインに仕事をしておりました。具体的にクライアントは○○業界の方を相手にすることが多く、クライアントの○○とう課題を解決するために日々仕事を行っていました。仕事をする中で一番の注力をしていたのは、クライアントの○○を意識することでした。具体的には、(エピソードを挿入)こういったクライアントであった○○の課題を解決するために、○○という解決策を持って提案をしたところ、課題を解決をすることができました。それにより、クライアントからの信頼も得ることができ、新たなに○○万円の仕事頂くことができました。
入社した際は、以上のような経験が御社でも役に立つと思います。
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まとめ
今回は転職の中でも重要な質問である「職務経歴」についてご説明しました。職務経歴は、具体的に志望企業と自分の経歴とのギャップを見るものになるため、言い方によっては好印象を与えることもできます。
自己分析と志望企業を良く調べ、共通点や何を伝えたら良い印象を与えられるのかをしっかりと考え面接に臨みましょう。本記事が少しでも参考になれば幸いです。
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