【sellers.jsonとは】Googleアドセンスのsellers.jsonにて情報公開するメリットや設置方法まで解説

こんにちは、しょうです！

「Googleアドセンス」の登録後、「Google の sellers.json ファイルに販売者情報を公開することをおすすめします。[アカウント設定] ページで、現在の公開設定のステータスをご確認ください。」といったアラートが出ていますでしょうか。これはGoogleが登録後に設定すると良いですよというお知らせになります。収益にも影響する可能性がありますので、本記事では「sellers.json」について、情報公開するメリットから設置方法までわかりやすく解説します。

モンちゃん

こんな人におすすめ！

・「sellers.json」って何？

・sellers.jsonのメリットは？

・sellers.jsonの設置方法を知りたい

■sellers.jsonとは？

sellers.jsonとはGoogleアドセンスのヘルプページを確認すると以下のように記載されています。

Googleはサイト運営者の個人名や会社名を公開し、情報を透明化することをオススメしています。透明化しない場合は、収益に影響が出るともいっておりますので、個人名や会社名を公開しても大丈夫という方は、ぜひ設置してみてください。

■sellers.jsonはなぜ必要

WEB広告の世界では、アドフラウド（広告詐欺）を行おうとする方が多く、実際にその被害にあった人も多数存在しています。その被害者は、閲覧しているユーザーもしくは広告を掲載しているWEBサイトの管理者にもなり得る場合があります。

Googleでは広告を使った詐欺を撤廃しようとする動きが活発であり、「sellers.json」は広告主が安心して広告を配信できるようにするための措置の一つになります。

sellers.jsonは登録をすると、掲載しているサイトの運営者IDや名前（企業名・個人名）を確認できるようになります。こうすることで、広告主はこのsellers.jsonに情報を公開しているサイトのみ取引をするなど、選択をすることができるようになります。

■情報公開しなければいけないのか？

sellers.jsonにて情報公開は必須ではありません。上記でも述べたように、広告主が安心して広告を公開することができるか否かの設定ができることになるので、情報を公開していなければ、広告を出す広告主が減ってしまうということになります。そうすると必然的に広告の収益が減少する可能性があるということになります。

Googleのヘルプページでもこの設定をしないと収益に影響する可能性があると記載しています。実際に私のサイトでも公開をしないと出る広告の数が大きく変わりました。

■sellers.jsonとads.txtについて

「sellers.json」と「ads.txt」は補完関係にあります。上述の通り「sellers.json」は自分の身分を証明するものになり、「ads.txt」は自分のサイトが広告規則に遵守して広告運用をしていることの証明になります。

身分を証明し、正しい広告運用をしていると証明することで広告主の信頼を得ることに繋がり、適正に広告を配信することができるようになります。どちらの設定も時間は5分とかからないため、収益を重視しているサイトならぜひ設定してみてください。

「ads.txt」については、以下の記事をご覧ください。

■sellers.jsonの設定方法

①Googleアドセンスに入って「アカウント」→「設定」→「個人設定」をクリックします。

②連絡先情報に個人名もしくは会社名を入力します。

③続いてGoogleアドセンス「アカウント」→「設定」→「アカウント情報」をクリックします。

④「販売者情報の公開設定」にて「非機密」を選択します。

⑤ビジネスのドメイン欄に対象WEBサイトのドメインを入力します。

（「http:」や「www」は、入れないで設定してください。）

⑥入力が完了すると勝手に保存されます。

⑦リロードした時にドメインが消えていなければ、設定完了になります。

■まとめ

最後まで、お読み頂きありがとうございます。本記事では「sellers.json設定方法」について解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。個人情報を出すことになってしまうので抵抗がある方はいるかとは思いますが、収益に影響がある設定になりますので、収益を少しでも上げたいのなら設置をした方が良いかと思います。少しでも参考になれば幸いです。