こんにちは!しょうです。
これからWEBマーケティングの仕事に就きたいと考えている、会社の異動でWEBマーケティングの担当になったけどそもそもWEBマーケティングがよくわからないなど、今までWEBマーケティングに触れたことがないと、そもそも理解すること自体が難しいと思います。
私も人材系の営業時代、WEBマーケティングの会社さんに営業をしに行った際に、SEO?リスティング?など聞き慣れない言葉に苦労したのを覚えています。本記事ではそんなWEBマーケティング初心者の方のためにWEBマーケティングとは何かを解説していきます。
こんな人におすすめ!
WEBマーケティングを1から知りたい
WEBマーケティングを初めて勉強する方
WEBマーケティングをしなくてはいけなくて困っている
INDEX
WEBマーケティングとは?
WEBマーケティングとは何かその名の通り、WEBを活用したマーケティング活動全般のことをいいます。WEBを使ってサイトに人を呼び込み、そのサイト上で商品やサービスを販売するもしくは、店舗に人呼び込んで購入に繋げるなどの一連の活動のことをWEBマーケティングといいます。
WEBマーケティングというと、WEB広告を思い浮かべる方もいるかと思いますが、広告だけではなく、WEBでサービスを販売する仕組み全体を設計することがWEBマーケティングになります。例えばサービスを販売するためのWEBサイトの設計や検索をされやすくするためのSEO対策、お客さんと直接コミュニケーションを取るためのSNSアカウントの運用など、それら全てWEBマーケティングの活動になります。
WEBマーケティングを担う、WEBマーケターについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。
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【WEBマーケティング】WEBマーケターとは?仕事のやりがい、年収、向いている人などを解説
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WEBマーケティングを取り巻く環境
自分もWEBマーケティングの仕事に就く前はなんとなくWEBマーケティングの存在は知っていましたがなぜそんなに普及しているのかは理解していませんでした。ではなぜ、WEBマーケティングが注目されているのかというと、WEBを取り巻く環境にヒントがありました。
インターネットの普及率
総務省が毎年発表している「情報通信白書」によると、2021年の個人のインターネット利用率は82.9%となっております。また、個人のスマートフォンの普及率も68.5%と多くの方がいつでもどこでもWEBに触れることができるようになりました。
(出典)総務省「通信利用動向調査」
そういったWEBの普及率が相まって、WEBマーケティングを活用する企業が増えてきました。
2020年~2022年 媒体広告費
以下は毎年電通が発表している日本の総広告費をまとめた表になります。インターネット広告費は年々右肩上がりになっており、2022年のインターネット広告費は約3兆912億円、前年比114.3%の成長となりました。2021年には、マスコミ四媒体広告費よりもインターネット広告費が上回り、2022年もインターネット広告費が上回った結果となりました。
(出典)電通「媒体広告費2020年~2022年」
WEBマーケティングの必要性
今までの商品・サービスが売れる仕組みとしては、チラシやポスター・テレビCMなどを見て、店舗に行って購入ということが普通だったのですが、WEBが普及されたことによって、その購入までの導線もWEBで情報を知って、そのままWEBで購入または店舗に訪れるといった形に変化しつつあります。WEBで情報を知る機会が多くなり、特に現代の若者はすべてWEBで情報を得ていることが普通となっています。
WEBがこれだけ普及されて、様々な企業がWEBマーケティングを行っているため、WEBマーケティングをしないことはそれだけで競合よりも目に触れる機会が少なくなり、機会損失に繋がります。ちなみに商品やサービスが目に触れる回数が多くなると親近感を抱くということが分かっており、WEBマーケティングを行い目に触れる機会が多くなるだけで、購入に繋がるチャンスが増えます。その効果のことを「ザイアンスの法則」といいます。
WEBマーケティングの施策全体像
WEBマーケティングは様々な施策があり、調べてみたけどわからずあきらめたなんて方も多いのではないでしょうか?
私も勉強し始めた際に「横文字が多くて、よくわからん?」「WEBマーケティングってなんなの!?」ってわからず、頭を抱えていました。
そこでWEBマーケティングの流れとそれぞれの施策をわかりやすくお伝えすると、WEBマーケティングは大きく分けて3つの施策に分かれます。お客さんに知ってもらい集客するための「WEB広告」、その集客したユーザーをWEBサイト上で購入させるための「WEBサイト制作・改修」、そのユーザーをリピートさせファン化させるための「メールマガジン・SNS運用」、そういった一連の流れで効果を最大化させるための施策がWEBマーケティングになります。
このWEBマーケティングを洋服屋に例えると、WEB広告は店の看板やのぼりといったもので、それをきっかけにその店を知り、来店のきっかけにしてもらいます。WEBサイト制作・改修はいわば洋服屋の実際の店舗を表します。実際に店舗に訪れたお客さんに商品やサービスを見てもらい購入してもらいます。メールマガジンやSNS運用は、ポイントカードやチラシなどになります。ポイントカードを渡すことで何度もくるきっかけを作ったり、一度来てくれたり登録してくれたお客さんにチラシなどで、再訪を仰いだりします。
WEBマーケティングの具体的な施策について知りたいという方は以下の記事も参考になります。
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【WEBマーケティング】初心者、必見!WEBマーケティングの基礎知識、やるべき施策を徹底解説
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WEBマーケティングのメリット・デメリット
WEBマーケティングの仕事をしていて思いますが、様々な可能性を秘めた手法であるなと感じます。なので活用方法も様々あり、面白いと感じることが多いなと感じます。そんなWEBマーケティングのメリットをいくつかご紹介します。またWEBマーケティングを知らない人からは魔法のように何でもできると思われたりしますが、その逆にデメリットもあります。今回はそんなメリット・デメリットをいくつか紹介します。
WEBマーケティングのメリット
ターゲットを決めて広告配信ができる
従来のテレビCMやポスター新聞などのマスコミ広告は、どんな方に広告をだすかを出し分けして広告を届けることができませんでした。しかし、WEBマーケティングの場合はオンライン上のデータによってエリア、性別、年齢、興味関心などを特定することができるため、広告を配信するためのターゲットを決めて広告を配信することができます。
施策を迅速に実行することができる
WEBマーケティングはすべてインターネット上で施策の準備ができます。広告でいえば、配信するバナー画像やテキスト、ランディングページがあれば、極端にいうと数分後には広告を配信することができます。また、WEBサイトの改修もコード書く技術があれば、すぐにでもサイトの変更や改修ができます。このスピーディーさがWEBマーケティングのメリットです。
効果検証・改善がしやすい
WEBマーケティングはほぼ全ての施策において、効果を数値化することができます。広告をどれくらいの人に見られたのかクリックされたのか、サイトに訪れたユーザーはどんなコンテンツを見て、どのコンテンツをクリックしたのかなど、様々なユーザーのアクションを数値化することができます。また、その数値を元にどこに課題や改善ポイントがあるかがわかるため、PDCAを回しやすく、効果をあげていくことが可能になります。
WEBマーケティングのデメリット
スキルの習得が必要
上記で上げた通り、WEBマーケティングには様々なメリットがありますが、専門的な知識が必要になるため、勉強する必要があります。スキルがないとそもそも施策の効果を上げることができないどころか、トラブルを招き損失を生む可能性があります。またWEBの世界は変化のスピードが速く、スキルを一度、勉強したら終わりではなく、常に最新の情報をアップデートする必要があります。
リテラシーがないとトラブルになる可能性がある
SNSやWEBの台頭などにより、企業が発信する情報に誤りがあったり、マナーや常識を欠く情報を発信すると「炎上」してしまうことがあります。そのため、そういったトラブルを防ぐためのリテラシーが必要になります。近年、WEBマーケティングが注目されていますが、そのやり方には物議を醸されることがしばしばあるため、注意深く発信する情報を吟味しなくてはなりません。
最新のトレンドを把握する必要がある
メリットでスピーディーさがあるとお伝えしましたが、それに伴ってWEBの世界の流行りの移り変わりも非常に早いです。そのため、常にニュースや最新のトレンドを把握しておく必要があります。WEBに力を入れている企業も年々増えているため、強豪との差別化も難しくなっています。競合他社に勝つためにも最新のトレンドを取り入れ、常に差別化ができるような運用体制、知識が必要になります。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。今回はWEBマーケティング初心者のために、WEBマーケティングの基礎をご紹介させて頂きました。私も未経験でWEBマーケティングの業界に入りましたが、最初は訳が分からず苦労したのを覚えています。WEBマーケティングは最初理解するまでに時間がかかりますが、一度理解するとすごく楽しさを覚えます。これからWEBマーケティングに挑戦しようとしている皆様を応援していますので、少しでも本記事が参考になれば幸いです。
未経験でWEBマーケターになりたいという方は、以下の記事も参考になります。
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【WEBマーケティング 転職】未経験でWEBマーケターになるには①~WEB業界への転職編~
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