こんにちは!しょうです。
「未経験でWEBマーケターになるには」シリーズの第三弾です!
第三弾は、WEBマーケターの職種をご紹介します。いざ、転職サイトを見たとしてもどの職種がどういう仕事をするのかイメージがわかないため、転職に一歩踏み込めないなんてお悩みはないでしょうか?かくいう私も転職サイトでWEBマーケティングを調べていた時に、
と職種の理解に四苦八苦していました。そこで今回の記事ではWEBマーケティングの様々ある職種を一つ一つご紹介していきます。その中でもどの職種が自分に適しているのか、各職種の未経験転職の難易度も含めわかりやすく解説します。
第一弾では、未経験でもWEBマーケターになれることをご説明させていただきました。まだ、見ていない方は以下より、チェックしみてください。
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【WEBマーケティング 転職】未経験でWEBマーケターになるには①~WEB業界への転職編~
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こんな人におすすめ!
未経験だけどWEBマーケターになりたい
WEBマーケティングの職種を知りたい
WEBマーケターのどの職種を選べばいいかわからない
INDEX
WEBマーケターの領域と仕事内容
WEBマーケターの領域と仕事内容をおさらいとして、あらためてご紹介します。
WEBマーケターの主な仕事は、WEBを活用して達成したい目的(ゴール)に対して、施策を考案・実行して、目的を実現させることにあります。その領域としては「WEB」に関することであれば、「広告・SEO・SNS・メルマガ」など、様々な施策が対象領域になります。
WEBマーケティングの仕事に就きたい場合、主に2つの道があります。1つはWEB広告代理店で事業会社からWEBに関する仕事を請け負い目的達成に導くお仕事です。もう1つは事業会社に入社してWEB担当として自社商品やサービスのWEB販促を成長させるお仕事です。事業会社のWEB担当はかなり数に限りがあるため、未経験からだと入社の難易度は高くなります。WEB広告代理店の方が枠が広いこともあり、おススメになります。
WEBマーケティングの職種一覧
それでは、早速WEBマーケティングの職種一覧を見ていきましょう。
企画営業/アドセールス
未経験転職の難易度 | ★☆☆ |
未経験求人は比較的多く、転職しやすい職種 | |
年収(目安) | 350万円~450万円程度 |
テレワーク | 可能 |
転職に有利になる経験 | 企画営業経験、WEBに携わった経験 |
適した人材
・企画提案をすることが好き
・クライアントに寄り添い課題解決していくのが好き
・コミュニケーション能力が高い人
「企画営業/アドセールス」は、WEB広告やWEB制作を担う営業担当のことをいいます。広告主や依頼主に対してWEB施策の実施する手立てや企画を考え提案し、仕事を取ってくる役割を担います。WEBの提案をするためにある程度の知識や経験が必要になります。
未経験からの転職において、どの企業も比較的未経験からの採用をしていることが多いため、転職には有利な職種です。とにかくWEBマーケティング業界の仕事に携わりたいと思っている方は、営業からキャリアを作っていくのがおススメです。
WEB広告運用
未経験転職の難易度 | ★☆☆ |
未経験求人は比較的多く、転職しやすい職種 | |
年収(目安) | 350万円~450万円程度 |
テレワーク | 可能 |
転職に有利になる経験 | WEBに携わった経験、数字やデータを使った分析の経験 |
適している人材
・数字や分析が得意
・結果が数字として残したい人
・ものごとを論理的に考えらる人
「WEB広告運用」は、企画営業が考えた施策を実行する役割を担います。実際に広告の管理画面を操作しながら、どのようなクリエイティブ(画像・動画)をどのようなターゲットに配信していくかを設定していきます。広告が配信された後では、その広告の予算管理や分析レポート作成、効果をさらに上げるための改善案を考えたりする仕事になります。
WEB広告運用担当者を未経験から育てようとする企業も多いため、比較的未経験転職にも有利になります。ただ、営業と比べると求人数もそこまで多くないのと、ある程度のスキルが必要になる職種のため、転職前にある程度勉強をした上で挑戦することをおススメします。
SEOコンサルタント
未経験転職の難易度 | ★★☆ |
未経験求人は少なく、専門的な知識を必要とするため、やや難しい | |
年収(目安) | 400万円~500万円程度 |
テレワーク | |
転職に有利になる経験 | WEB(SEO)に携わった経験、WEBサイト制作に携わった経験 |
適している人材
・数字や分析が得意
・結果が数字として残したい人
・人の行動や心理に対して想像力を持って考えられる人
SEOコンサルタントはWEBサイトの検索順位に関わるSEO運用に携わる職種です。WEBサイトの検索順位を上げるための施策の提案、WEBサイトの構築・改修、SEOに対してのアドバイスをするなど、仕事は多岐に渡ります。SEOに関する専門的な知識が必要になります。
上述の通り専門的な知識が必要な職種のため、未経験求人も少なく転職はやや難しくなります。SEOの知識やWEBサイトを自身で作成した経験があると転職に有利に働きます。
SNSコンサルタント
未経験転職の難易度 | ★★☆ |
未経験求人は少なく、専門的な知識を必要とするため、やや難しい | |
年収(目安) | 400万円~500万円程度 |
テレワーク | 可能 |
転職に有利になる経験 | WEB(SNS)に携わった経験、SNSをよく活用している、自身のSNSのフォロワー数が多い |
適している人材
・数字や分析が得意
・SNSが好きな人
・フォロワーを集めるのに楽しいと思える人
SNSコンサルタントは企業の公式アカウントのSNS運用に携わる職種です。SNSのフォロワー数を増やすために、SNSの投稿内容を考え、計画を立てて投稿やキャンペーンの実施など、全体のディレクションを行います。
SNSコンサルタントも専門的な知識と経験が必要になるため、未経験の求人は少なく転職はやや難しくなります。自身でもSNSを活用しており、フォロワー数が多いなどアピールできることがあれば、未経験でも転職しやすくなります。
WEBディレクター
未経験転職の難易度 | ★★☆ |
未経験求人が少ないため、未経験ではやや難しい職種 | |
年収(目安) | 350万円~500万円程度 |
テレワーク | 可能 |
転職に有利になる経験 | WEBサイト制作に携わった経験、htmlやCSSといったプログラミングの知識 |
適している人材
・クリエイティブな仕事に興味がある人
・コミュニケーション能力が高い人
・ものごとを論理的に考えられる人
WEBサイト制作などの際に全体の進行管理やWEBサイトをより良くするための運用改善を行う役割を担います。WEBサイトの運用改善は長期間、細かくPDCAを回して改善していく必要があるため、コンサルタントのようにクライアントと向きあって、仕事をする場合もあります。
専門的な内容が多く、未経験の求人は非常に少ないです。WEBサイトを自身で制作したことがあるやそれに伴ったSEOの知識などを有していれば、未経験でも採用の可能性は高くなります。
WEBアナリスト
未経験転職の難易度 | ★★★ |
未経験求人はほぼなく、未経験では非常に難しい職種 | |
年収(目安) | 400万円~600万円程度 |
テレワーク | 可能 |
転職に有利になる経験 | 数字やデータを使った分析の経験、Googleアナリティクスなどの分析ツールの使用経験 |
適している人材
・数字や分析が得意
・数字やデータを一日中見ていても飽きない人
・ものごとを論理的に考えられる人
WEBアナリストとは字のごとく、WEBサイトの解析を行う専門職のことです。GoogleアナリティクスやWEB広告などで取得したWEBサイトのアクセスデータを分析し、WEBサイトへ流入しているユーザーの属性やページの改善点などを洗い出し、改善策を考える役割を担います。
WEBアナリストは専門職になり、未経験での転職はほぼ不可能と言っても過言ではないでしょう。学生時代にプログラミングや統計学の勉強など、分析に特化した知識を有していたら転職に有利に働きます。
WEBデザイナー
未経験転職の難易度 | ★★★ |
未経験求人はほぼなく、未経験では非常に難しい職種 | |
年収(目安) | 400万円~500万円程度 |
テレワーク | 可能 |
転職に有利になる経験 | WEBデザイイン制作の経験 |
適している人材
・デザインへの興味がある人
・何かを作り出すことに面白みを感じる人
・コミュニケーション能力が高い人
WEBデザイナーは、クライアントの希望するWEB制作を実際にデザインする役割を担います。クリエイティブな仕事になりますので、専門的な知識やある程度の制作経験が必要な職種になります。
WEBデザイナーは、技術的なスキルが必要なお仕事になりますので、未経験の方の転職は難しいです。デザインの専門学校に出ている、あるいは個人でWEBデザインの制作を行ったことがある経験があると未経験でも採用の可能性があります。
現役WEBマーケターが考える未経験の方のキャリアパス
未経験でWEBマーケターになった私の経験を踏まえた上でのキャリアパスをお話しします。未経験での転職は不可能ではないですが、どの職種もWEBの専門知識が必要になりますので、未経験での転職はハードルが高くなります。そのため、まずはその業界に携わることが重要であると考えていますので、一番ハードルの低い、WEB広告代理店の営業や運用担当者になることをおススメします。
そこである程度の経験を積み、本当になりたい職種になるための行動をすれば良いと考えています。一度、WEB業界に入れば、その後は社内での異動を希望する、転職で別の企業に移るなどで職種はいつでも帰られます。ただ上述した通り、専門的な知識が必要になる職種は勉強も必要になりますので、転職までのハードルは高いですが、無理なことはないと思います。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。今回は「未経験でWEBマーケターになるには」の第三弾になり、私の経験を元にWEBマーケティングの職種と転職の難易度などをお伝えさせて頂きました。職種をよく理解していないと転職に踏み切れないと思いますので、どういった職種があって、それはどの程度の実現性があるのかをしっかりと把握すると良いかと思います。
まずはWEB業界の仕事に携わることを第一にして、WEB業界の経験から勉強や努力を続ければ、どんな職種でも不可能ではないと私は考えていますので、皆さんも決してあきらめず挑戦を続けて欲しいと思っています。少しでも本記事が参考になれば幸いです。
シリーズもの第四弾の「WEBマーケターになるには~WEB施策と基礎知識編~」は、以下よりご確認ください。
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【WEBマーケティング 転職】WEBマーケターになるには④~WEB施策と基礎知識編~
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