こんにちは、しょうです!
ブログ記事を読んでていまいち意味がわからない、文章に矛盾があって理解し辛いなんて経験はあるのではないでしょうか。自分もブログを書き始めた当初、自分の書いた記事を見て、
と真剣に悩んでいました。ライターの本やWEBサイトなどを見ていて、それは文章の書き方に問題があるということに気付きました。文章にはちょっとしたコツがあって、それを守るだけでも記事の理解度はかなり上がります。今回はそんな文章の書き方について、基本からちょっとしたコツまでを解説します。
・文章の書き方の基本を知りたい
・記事をもっと読まれるようにしたい
・よく理解できる文章のコツを勉強したい
INDEX
■正しい文章を書く必要性とは
正しい文章を書くことは記事作成において、重要な要素を持っています。文章に違和感や矛盾点があると、記事を読んだ時の理解度が減ってしまいます。
理解度が減るとせっかく記事に来てくれた読者も最後まで記事を読んでくれず、ページから離脱してしまうでしょう。大事な読者を逃さないためにも正しい文章を書けるようにしましょう。
■正しい文章を書くための基本
正しい文章を書くための基本は、以下の2つです。
読みやすい文章のポイント
読みやすい
理解しやすい
「読みやすい」文章とは読んでいる時に矛盾や違和感を感じずに、スムーズに読める文章のことです。聞きなれない言葉や表現・漢字などがあり、読みにくい文章であると最後まで読んでくれなくなります。
「理解しやすい」とは文章の流れや言いたいことが明確であり、記事にて伝えたいことがしっかりと伝えられる文章のことです。読者によって複数の解釈を生むような文章は適正ではありません。誰が読んでも同じように解釈できる文章にて記事を書くことが重要になります。
■よく理解できる文書作成のコツ
1. 主語と述語が繋がるようにする
文章の基本ともいうべき主語と述語ですが、これが正しく使われていないと理解力が減る要因となります。主語と述語の間にその他の文章や修飾語が複数使われていると主語と述語までの間が長くなり、文章理解が難解になります。主語と述語はなるべく近づけた文章にしましょう。
主語と述語の文章例
△:私は、作成した文章がわかり辛かったので、誰もが理解できるように文章を修正した。
〇:作成した文章がわかり辛かったので誰もが理解できるように、私は文章を修正した。
2. 具体例をいれる
文章の説得力を増すために、具体例を入れるようにしましょう。また具体例を入れると文章が長くなり、理解し辛くなる要因になりますので、必ず結論を先に述べてから具体例の順番で記載するようにしましょう。
3. シンプルにする
読みやすい文章にするには、シンプルで読者が理解するのに労力を使わせないようにしなくてはいけません。そのため「つなぎ」の言葉は極力削って、シンプルな文章にすることを心がけましょう。
シンプルな文章例
「つなぎ」が多い文章
良い文章は、読者にとってよりよく理解させるためにシンプルでなくてはいけません。それに伴って接続詞やムダな「つなぎ」となる文言においても文章を複雑にしているため、極力削る必要があります。
「つなぎ」が少ない文章
良い文章は、読者に理解させるためにシンプルでなくてはいけません。接続詞やムダな「つなぎ」となる文言も文章を複雑にしているため、極力削る必要があります。
4. 適正な数の句読点にする
句読点は多過ぎても少な過ぎてもわかり辛い文章になりますので、適正な数を記載するようにしましょう。句読点の数について、正解はありませんが読点は文章を読む際の「息つぎ」の位置に入れるとわかりやすくなります。また句読点が入る位置によっては、意味が変わってしまう文章もありますので注意が必要になります。
句読点によって内容が変わる文章例
元の文章:彼が楽しそうにゲームをしている○○さんに声をかけた。
①彼が、楽しそうにゲームをしているAさんに声をかけた。
②彼が楽しそうに、ゲームをしているAさんに声をかけた。
①は楽しそうにゲームをしているには「Aさん」になり、②は楽しそうにしているのが「彼」になります。
5. 一文に複数の意味を持たせない
1つの文章に複数の意味や伝えたいことが含まれていると、読みにくくなる要因になります。そのため一文には必ず一つの意味だけを入れるようにしましょう。これは「一文一意」といいますが、これを守ると劇的に読みやすい文章になります。
文章例
【複数の意味を持つ文章】
文章に複数の意味を入れると読者にとって、わかりづらい記事になってしまいますが、句読点の数を整えることで文章を良くする効果をもたらします。
【一文一意の文章】
文章に複数の意味を入れると読者にとって、わかりづらい記事になってしまいます。それとは別に句読点の数を整えることで文章を良くする効果をもたらします。
6. 回りくどい表現を避ける
伝えたいことをストレートに書かず無駄な言葉で装飾すると、記事の意図がぼやけてしまい理解され辛い文章になります。回りくどい表現を使っていると、読んだユーザーの離脱に繋がることにもなり兼ねません。回りくどくなる文章のほとんどは「~ようです」「ということになります」といった冗長表現が原因になりますので、曖昧な表現を極力使わないようにしましょう。
7. 繰り返しを避ける
繰り返し似たような表現を使うのは割けるようにしましょう。言葉や内容が被っていると文章に違和感を感じるため、表現が繰り返してしまう時は言い回しを変更してわかりやすい文章に修正しましょう。
文章例
【繰り返しがある文章】
わかりやすい文章を書くためには、同じ内容の文章を繰り返さないことが必要です。そのためには、多くの文言や表現を覚えることが必要になります。
【繰り返しがない文章】
同じ内容の文章を繰り返さないことが、わかりやすい文章のコツにになります。そのためには、多くの文言や表現を覚えることが必要になります。
8.指示代名詞を使い過ぎない
「この」「その」「これ」「それ」などのような指示代名詞は、使い過ぎない方が良いです。指示代名詞は文章をすっきりさせるために必要なものですが、その指示代名詞が何を指しているのかわかり辛くなる可能性があるため、多用は控えるようにしましょう。
9.同じ文末を繰り返さない
同じ文末を繰り返し使用すると、リズムが単調になり、機械的で稚拙な印象を与えてしまいます。読者に違和感を与える可能性もあるため、理解しづらい文章となってしまい兼ねません。
文末が繰り返される文章例
よく理解される文章を作成するためには、文末を繰り返さないことが重要です。なぜならば、文末が繰り返されると機械的で稚拙な印象を与えてしまうからです。そうならないためにも、文末を変更して文章を作成することが必要です。
10.PREP法を活用する
PREP法はビジネス文章などでも基本とされ、よく活用される手法です。「結論→理由→具体例→結論」の順で書くことによって、読者のストレスが減り、理解できやすい文章となります。
Point(結論)
文章内で最も伝えたい結論・ポイントを述べます。読者に伝わるように簡潔にシンプルに記載するようにしましょう。
Reason(理由)
結論を説明するための理由を記載します。結論の説得力を増すための理由を記載することで、文章の理解度や信頼性が増します。
Example(具体例)
理由を裏付ける具体例をあげて説明を補足します。具体例を記載することで、読者がイメージし易いようにする効果もあります。
Point(結論)
最後にまた、結論を記載します。文章の最初と同じ文言を記載することで、読み手に対して伝えたい内容をさらに強く印象付けられます。
文章を書くことを仕事にしたい
正しい文章の書き方を学び、文章を書くこと仕事にすることもできます。文章をかくことを生業とする仕事は「ライター」と呼ばれ、その中でもWEBの文章を専門とする職業を「WEBライター」と呼ばれます。
皆さんが一般的に見る、ニュースサイトやインタビュー記事、メールマガジンの内容など様々なWEBにまつわる文章を書いているのがWEBライターになります。
近年ではテレビ離れやSNSの台頭により、WEBコンテンツやWEB広告の増え続けており「WEBライター」の需要も高まっています。また在宅勤務や副業の流行も相まって、WEBライターを始める方も多くなっています。
そんな上り調子のWEBライターのことをもっと知りたいという方は、以下の記事が参考になります。
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【WEBライター】WEBライターとは?WEBライターの仕事と役割を解説!
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■まとめ
最後までお読み頂きありがとうございました。今回は、文章を書くための基本やコツを記載させて頂きましたが、本記事を読んだ後にぜひ、自分が作成した文章を読み返してみてください。新たに気付く点やこうすれば良かったなど、思う所があるかと思います。少しでも参考になれば幸いです。