こんにちは!しょうです。
第一弾では、未経験でもWEBマーケターになれることをご説明させていただきました。まだ、見ていない方は以下より、チェックしみてください。
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【WEBマーケティング 転職】未経験でWEBマーケターになるには①~WEB業界への転職編~
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未経験でWEBマーケティング業界に入社できることは可能であると知ってもらったかとは思いますが、転職しようにも、そもそもどういった仕事をするのかわからなくては、面接で話すことはできませんよね?
また、自分が本当にその仕事をしたいのかどうかも判断できないかと思いますので、今回の記事ではWEBマーケティングの仕事内容をわかりやすく具体的にご説明していこうと思います。
こんな人におすすめ!
未経験だけどWEBマーケターになりたい
WEBマーケティングの仕事内容を知りたい
WEBマーケティングをわかりやすく解説して欲しい
INDEX
WEBマーケターの主な仕事内容
WEBマーケターの主な仕事としてはWEBを使って実現したい目的(ゴール)を達成するために、あらゆる問題や課題を解決し、目的を達成することにあります。
スマホが普及し、誰もが気軽にインターネットを利用できるようになった時代に、WEBを使った集客やブランディングは企業にとって必須となっています。各企業や個人のリテラシーも高くなってきていますので、WEBに求められることも高度化しています。
ただWEBは万能のものではありません。しっかりとした目的を持つことで、WEBを有効活用し、企業の売り上げや成果を最大化させていくのがWEBマーケターの主な仕事内容になります。
WEBマーケターの仕事のやりがい
WEBマーケティングは数値として結果が出るため、立てた目的に対してどの程度、達成できたかを確認することができます。そのため成果や自分の立てた仮説が合っていたのかどうかをはっきりと見ることができます。私も数値やデータを見て分析することが好きなので、それを元に見出した課題やそれに呈しての解決策を打ち、それが達成できたときにやりがいを感じます。
また、WEBは専門職になるのとまだまだ進化途中の業界になりますので、勉強したこと経験したことが自身の糧となり、自身のブランディングに繋がります。WEBを必要としていない企業もないため、キャリアを積めば、自身のキャリアの幅が広くなりますので、そこにやりがいを覚える方も多くいます。
WEBマーケターの具体的な仕事内容
ここでは、具体的にどういった仕事をするのかをご説明していきます。WEBマーケターの大きな役割としては、以下の3点があります。
WEBマーケターの役割
見込み顧客の集客を行う
効果測定・アクセス解析を行う
リピーターを増やす
第一弾の「①~WEB業界への転職編」にて、ご説明した表に当てはめると以下のような感じになります。
見込み顧客の集客を行う
WEBマーケターの中でも最も重要ともいえる集客施策ですが、見込み顧客をWEBサイトやランディングページに誘導して接点を持たせることが目的になります。細かい施策については以下にご説明いたします。
目的(ゴール)を決める
WEBにて実現したい目的(ゴール)を決めます。WEBを使ってどのようなことを実現したいのか、それは業界や企業、商品・サービスによって異なります。
例えば、自社ECサイトを持っており、そこで「商品・サービスの購入を増やしたい」、などがあれば、それに対していくらまで増やせば達成といえるのか?(具体的に月間○○万円まで増やしたい)を明確にすることで、より施策全体を運用しやすくなります。
ターゲット/ペルソナ設定
目的達成のためにメインとなるターゲットを決めていきます。どんな商品やサービスも良く利用してくれるターゲット(年齢・性別・興味関心など)というものが存在するはずですので、どのターゲットに対して商品やサービスが刺さりやすいのか見極めていきます。
なお、ペルソナとはサービス・商品の典型的なユーザー像をより具体的にイメージさせるものをいいます。
企画立案
目的達成のためにどのような運用方針でいくのかを決めます。決めたターゲットはどのようなルートで購入に至るのか把握する、どのような計測や結果を集計すれば効果を確認できるのかの指標(KPI)を決めるなど、施策全体の方針を企画します。
プランニング
企画立案した内容を実現するためのプロモーションを考案します。「WEB広告」、「WEBサイト制作」、「SEO」、「SNS運用」など様々ある手立ての中で、目的達成のためにどの施策が最も効果的なのか、複数の施策をどのように組み合わせていくのか、具体的なプロモーションを決めていきます。
施策の実施
プランニングした内容や企画した運用方針を元に施策を設定・実行をします。
効果測定・アクセス解析を行う
WEB施策は基本的に一回やれば終わりではなく、常に分析→改善を行っていくものですので、施策を実施した際はその結果を把握するための効果測定、WEBサイトにアクセスしたユーザーの分析を行うアクセス解析を行っていきます。以下に具体的な実施事項をまとめました。
集計・分析
実施した施策によって得られたデータを集計・分析を行います。WEB広告であれば広告を配信した結果、その施策でどのような人が購入や申込を行ったのか、どのような広告文やクリエイティブが効果的であったのかを分析します。WEBサイトであればどのページが離脱しやすいのかなどを分析して、改善に役立てます。
レポーティング
集計した数値や分析した結果をレポートにまとめます。施策によって得られたデータの要点を整理し、分析した内容を考察にまとめることで今後の改善のヒントや各関係者への共有・共通認識に役立てることができます。
課題の抽出と対策・改善
結果をもとに課題を見つけ出し、その改善策を考案します。WEB施策は一回きりで終了ではなく、常にPDCAを回しながら改善して、効果を上げていくものになります。そのため、「結果を分析→あらたな仮説を立てる→改善策を考案→再度実行」を繰り返していくことが必要になります。
リピーターを増やす
WEBで購入や申込をしてくれたユーザーは、何度もリピートしてくれる優良顧客になる可能性が高いですので、リピートしてもらうための施策を実施していくことも重要になります。リピーターを増やす施策としては、メールマガジンやSNSによる情報発信などが主な施策になります。
メールマガジンにて配信をする
登録をしてもらった際のメールアドレス宛に、定期的に情報を発信します。セールやキャンペーン情報などのお得な情報や購入を定期的に促すような情報発信をして、ユーザーがメールを見たときに再度購入を促せるようなリピート施策を行います。
SNSにて定期的に情報発信をする
SNSにフォローしてくれているユーザーも優良顧客である可能性が高いため、そのユーザーが欲しがっている有力な情報の提供、コメントやメッセージのやり取りでコミュニケーションをとることで、ユーザーとの接点を持っておきます。
接点を常に持つことで、いざユーザーが商品・サービスを利用したいタイミングで、他社サービスにとられることなく囲いこむことができます。
WEBマーケティングに必要なスキルとは?
具体的にどのようなスキルがあればWEBマーケターになれるのか、ここではWEBマーケティングに必要なスキルをご紹介します。未経験で挑戦したいと思う方は、自分にこういったスキルがあるのか、なければ身につけるための努力が必要になります。
ものごとをロジックに考える思考力
WEBマーケティングは上述の通り、施策を行い分析し効果改善を行っていくことを求められます。そのため、ものごとを体系的に捉えて、課題や問題を解決できる道筋を見つけることができる「ロジックに考える思考力」が必要になります。
ロジックに考える思考力があることで、データや結果に対しての効果的な対策を見つけることにも繋がります。
WEBの知識・スキル
WEBマーケターになるためには、WEB自体の知識やスキルが必須になります。WEBには専門用語がたくさんありますので面接の際や実際に仕事が始まった際には、ある程度の知識が必要になります。
WEBマーケティングに必要な「広告・SEO・メルマガ」やWEBサイト制作に必要な「コーディング・プログラミング」の知識、マーケティング全般の知識など一定の知識を事前に知っておくだけでも、転職に有利に働くでしょう。
コミュニケーション能力
WEBマーケティングの業務は一人で黙々と仕事をするというよりは、チームで仕事をすることが多いです。それこそ一つのプロジェクトに「営業」、「運用担当者」、「アナリスト」、「プランナー」など様々な方と関わることになりますので、プロジェクトを成功に導くためにはコミュニケーション能力が必要になります。
目的や要望、運用方針や実施内容など、相互に正しく理解し各々の考えを言葉にしてわかりやすく伝えることが重要で、それをスムーズに行うことで目的達成に大きく近づくことになります。
WEBマーケティングのスキルを身につけるためには?
では、そんなスキルを身に着けるためには、どのようなことをすればいいのでしょうか?現在、WEB関係の仕事に関わっていなくてもできることは多々あります。ここでは具体的な方法をご紹介します。
インターネットで調べる
今はインターネットで様々な情報が手に入ります。そのため、本ブログのようにWEBマーケティングのスキルや知識を身に着けることができるブログやWEBサイトを活用して、知識を身に付けましょう。
ただし、中には誤った情報や古い情報などもありますので、信頼できるWEBサイトで情報収集するようにしましょう。
おススメのWEBサイト
マーケジン:https://markezine.jp/
本・セミナーなどで学習する
本やセミナーなどでも十分に勉強することができます。本やセミナーは体系的にまとめられていることが多いので、WEBマーケティングに関しての基礎的な知識をあますことなく身に着けることができます。
また、最近では無料のセミナーなども多数あったりしますので、そういったセミナーを利用するのも良いかと思います。
私も転職前に本を何冊も読み漁りました。企業側としても未経験の知識が0の方を採用するよりも未経験ながら、勉強をしている・知識を持っている方が欲しいと思うものですので、本はぜひ読んでみてださい。
おススメの本
沈黙のWebマーケティング 著者:松尾茂起(ウェブライダー)
日本一詳しいWeb集客術「デジタル・マーケティング超入門」 著者:森和吉
マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 Webマーケッター瞳の挑戦! 著者:村上 佳代、ソウ、星井 博文
WEBマーケティングスクールに通う
これからWEB業界に挑戦しようとするための初心者が通えるWEBマーケティングスクールは多々あります。WEBスクールの場合は、実際にPCやWEBをいじりながら、実務として教えてもらえるので、理解や成長は早くなります。
ただWEBスクールは有料で費用も高いことが多いので、WEBスクールを選ぶ際は、慎重に選ぶことをおススメします。私も転職する前は通いませんでしたが、転職した後に本格的に勉強がしたいと思いWEBスクールに通い、そこからのWEBに対する成長が著しかったと感じています。
WEBマーケティングの資格はあるの?
WEBマーケティングも様々な資格があります。資格は持っておくだけで知識やスキルを保有している証明になります。WEBマーケターには本来資格が必須ではありませんが、未経験の方は特に持っておくとよいでしょう。
自分も入社してすぐに資格を取得しましたが、転職前に持っておいた方がより良かったなと感じました。
未経験の方におススメの資格
マーケティング・ビジネス実務検定
ネットマーケティング検定
ITパスポート
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。今回は未経験でWEBマーケターになるにはの第二弾で私の経験を元にWEBマーケティングの仕事について、記載させていただきました。仕事の内容を理解することで転職した後のギャップもなくなり、より良い転職ができるはずですので、事前によくお調べすることをおススメします。
私もある程度調べてから転職をしましたが、実際に仕事をやり始めたらギャップがありました。調べたら調べるだけ、そのギャップはなくなると思いますので、皆さんも後悔のないように調べて頂ければと思います。少しでも本記事が参考になれば幸いです。
シリーズもの第三弾の「WEBマーケターになるには~職種の選び方編~」は、以下よりご確認ください。
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【WEBマーケティング 転職】未経験でWEBマーケターになるには③~職種の選び方編~
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