こんにちは!しょうです。
これからWEBマーケティングの勉強をしたいと思っている時に、様々な施策や覚えることがあって、どこから勉強したら良いかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。自分も初めてWEBマーケティングの勉強ををした時は、
と理解するのに苦労した記憶があります。そして、色んなサイトを見てもざっくりとした内容や概念が書いてあり、細かいイメージがしにくいと思われている方も多いのではないでしょうか?
未経験でWEBマーケティング業界に入った私の経験を踏まえて、自分が理解しにくかったことを図や実際の画像を用いて、WEBマーケティングの基礎知識や各種施策を細かくご説明しようと思います。
こんな人におすすめ!
WEBマーケティングの基礎を知りたい?
WEBマーケティングの施策を知りたい
色々調べたけど、WEBマーケティングがわからない
WEBマーケティングを具体的にイメージしたい
INDEX
WEBマーケティングとは
WEBマーケティングとは何かその名の通り、WEBを活用したマーケティング活動全般のことをいいます。WEBを使ってサイトに人を呼び込み、そのサイト上で商品やサービスを販売するもしくは、店舗に人呼び込んで購入に繋げるなどの一連の活動のことをWEBマーケティングといいます。
例えば、「靴 購入」と調べたユーザーがいたとすると、このユーザーは靴を購入したいことがわかります。その際に出てきたサイトの一番上に来ている記事は関連性が高い記事(自分が欲しい情報が載っている)であるとユーザーは思います。
靴を販売している会社は、その検索順位が上に来ていればクリックされやすく、WEBサイトに来てもらえる可能性が高くなります。この検索順位を上げるための施策を行うのが、WEBマーケターの仕事です。
効率的に人をWEBサイトに集めるためにWEBマーケティングが存在し、WEBマーケターが活躍できる場がここにあるのです。
そもそもWEBマーケティングのことをもっと詳しく知りたいという方は以下の記事が参考になります。
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【WEBマーケティングとは】WEBマーケティングの基礎を解説!メリット・デメリットから必要性まで
続きを見る
WEBマーケティングとデジタルマーケティングの違い
「WEBマーケティング」と似たような言葉として「デジタルマーケティング」というものがあります。WEBマーケティングはWEBサイトやWEB施策を中心としたマーケティング手法のことであるの対して、デジタルマーケティングはWEBに関わることだけではなく、デジタルで得られるあらゆるデータやタッチポイントを活用し、WEB施策以外のオフラインなどの施策も含め行うような手法になります。
デジタルマーケティングの方が取り扱う範囲が広く、イメージとしてはデジタルマーケティングの中にWEBマーケティングがあるような関係性になります。
WEBマーケティングの仕事内容
WEBマーケターの主な仕事としてはWEBを使って実現したい目的(ゴール)を達成するために、あらゆる問題や課題を解決し、目的を達成することにあります。しっかりとした目的を持つことで、WEBを有効活用し、企業の売り上げや成果を最大化させていくのがWEBマーケターの主な仕事内容になります。
目的(ゴール)の考え方
目的(ゴール)については、WEBマーケティング業界ではCV(コンバージョン)とも呼ばれています。基本的にはCVを目的に据えることが多く、CV1件を取るのにいくらかければ採算が取れるのかを目標数値とします。これをCPA(Cost Per Action)といいます。
販売価格が10,000円の商品に対して、1件獲得するのに10,000円以上の広告費をかけていては損をするといった形で設定価格を決めていきます。実際は継続的に購入をしてくれることも踏まえて販売価格よりも高いCPAとすることもあります。
目的(ゴール)達成のための行動
目標CPAを決めたら、それを達成するためのWEB施策を考えます。SEO、WEB広告、WEBサイトの改善など様々ある施策からどういったことをしていけば目標を達成するのかを企画・プランニングしていくのがWEBマーケターの仕事になります。
そして、いざ施策を実施した際にCPAが達成できていればいいのですが、そう上手くいかないこともありますので、達成できていない時に細かい運用改善をしていき目標達成のための対策を打っていくことがWEBマーケターの腕の見せ所になります。
WEBマーケティング施策の全体像
WEBマーケティングは、上述した通り、様々な施策があります。WEBマーケターの仕事を3つのフェーズに分けると「集客フェーズ」、「接客フェーズ」、「再訪問フェーズ」があります。3つのフェーズをざっくりとご説明すると以下のようになります。
WEBマーケティング3つのフェーズ
・集客フェーズ(目的:WEBサイトへの訪問数の増加)
・接客フェーズ(目的:購入や申込などWEBサイトでアクションを促す)
・再訪問フェーズ(目的:再度購入してもうらえるように促す。リピート向上)
そして、その各フェーズに様々なWEB施策がありますが、以下の表のような形が当てはまります。
各フェーズの詳細と職種の内容をもっと知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。
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【WEBマーケティング】WEBマーケターのわかりづらい職種を徹底解説!
続きを見る
WEBマーケティング施策の種類
WEBマーケティングの施策の種類をフェーズ毎にご紹介いたします。
WEBマーケティングの集客フェーズ
WEBマーケティングの最初ステップとして、自社サイトにユーザーを集客することです。以下、WEB施策を一部、ご紹介します。
SEO(検索エンジン最適化)
GoogleやYahoo!などの自社商品やサービスに関連するKWをユーザーが検索した際に、その検索結果の上位に表示させ、自社WEBサイトにユーザーを集客する施策のことをいいます。
各検索エンジンがもつ一定の規則(アルゴリズム)により、検索順位が決まっていて、WEBサイトをそのアルゴリズムに合わせて、サイト構造の変更やKWをサイトに散りばめるなどして、上位に表示させるテクニックのことをいいます。
SEOについてもっと詳しく知りたいという方は、以下の記事も参考になります。
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【SEO 対策】SEO対策とは?初心者向けSEOの基礎とポイント
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リスティング広告
ユーザーがGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索をした際に、検索結果ページの一番上もしくは一番下に「スポンサー」や「広告」と書かれたテキスト広告を掲載する手法になります。検索KWと関連した広告を出せるため、どういった検索をしたユーザーに表示させたいのかある程度のコントロールができる広告になります。
検索KW設定することができるため、SEOと同等の効果があり、コンバージョン獲得に期待ができる施策になります。広告掲載面は以下のようになります。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とはWEBサイトや個人のブログ、メールマガジンなどと提携して、その各サイトに自社商品やサービスの広告を掲載してもらい、自社サイトに誘導する施策になります。
成果報酬型広告といわれており、実際に「商品の購入」や「申込」、「資料請求」など具体的なアクションが行われた際に料金が発生する広告です。他の多くの広告が、「広告のクリック」や「広告の表示」などによって料金が発生する中、コンバージョンまでいかないと料金が発生しないため、費用対効果の高い広告と言われています。広告掲載面は以下のようになります。
アドネットワーク広告
複数のWEBサイトにバナー画像や動画を配信できる広告になります。一つ一つのWEBサイトに掲載を依頼しなくても、提携しているサイトに一括で広告を掲載できるのが大きなメリットとなります。
どの掲載面に出すかをある程度選ぶ・ターゲットを絞って配信することができるため、効果的にアプローチすることができる施策になります。アドネットワークの代表的なGDN・YDNの掲載面は以下の通りです。
SNS広告
字のごとくTwitterやFacebook/InstagramといったSNSに広告を掲載する手法です。SNSの持っている独自のデータを使って、「年齢」・「性別」・「エリア」・「興味関心」などユーザーをある程度絞って広告を配信することができます。
また、各SNSに集まるユーザーの特徴があるため、用途や目的によって使いわけることで大きな効果を発揮できます。広告掲載面は以下のようになります。
WEBマーケティングの接客フェーズ
続いてはWEBサイトに訪れたユーザーにWEBサイトの利便性を上げ、申込や購入など、次のアクションへ促すことを目的としたフェーズになります。以下、WEB施策を一部、ご紹介します。
LPO
LPO(Landing Page Optimization)は、ランディングページの最適化と言われる施策になります。
検索して情報を集めようとするユーザーが広告や検索結果をクリックした際に、最初にたどり着くページをLP(ランディングページ)といいます。LPOとは目的とするコンバージョンを促すために、LPをユーザーのニーズに合わせて最適化していく手法のことを指します
EFO
EFO(Entry Form Optimization)は、エントリーフォームの最適化と言われる施策になります。一般的にコンバージョンとする資料請求や商品の購入などをWEBサイト上で行う際に必要情報を入力するフォームが存在します。その入力フォームの利便性を上げて、ユーザーの離脱率を下げ、コンバージョンを促すために、入力フォーム最適化していく手法のことを指します
WEB接客ツール
WEB接客ツールとは、WEBサイトを訪問したユーザーに対してチャットボットやポップアップを活用して、おススメ商品の紹介、キャンペーン情報の訴求、ユーザーの質問に答えるなど、ユーザーの利便性を上げるツールになります。
訪れたユーザーの属性に合わせた訴求をできるため、効果的にコンバージョンに促せる施策になります。WEB接客ツールの主な機能は以下の通りです。
WEB接客ツールの機能
・ポップアップを利用したユーザーへの接客
・チャットボット機能によるユーザーの利便性向上
・マーケティングツールとの連携
・閲覧状況や購買履歴などのユーザー情報の行動履歴の収集
WEBマーケティングの再訪問フェーズ
最終的にコンバージョンに至ったユーザーや自社サービスに接点を持ってくれたユーザーに対して、再購入を促す、WEBサイトに再訪促すことを目的としたフェーズになります。以下、WEB施策を一部、ご紹介します。
メールマガジン
メールを活用して、一度コンバージョンに至ったユーザーやメールマガジンを登録してくれたユーザーに対して、お得な情報の提供、キャンペーンの訴求などを行うことにより、再購入を促す手法になります。
自社の登録データを使って、ユーザーへのメールの出し分けができるため、ユーザーの行動履歴やタイミングなどを見計らって、効果的な情報を訴求することができます。
SNS運用
自社のSNSアカウントを活用して、フォローしてくれたユーザーにお得な情報やキャンペーンの訴求をすることにより、WEBサイトへの再訪やコンバージョンに促すことができる施策になります。
SNS運用の最大のメリットは、ユーザーとのコミュニケーションが取れることにあります。メッセージのやり取りや「いいね」を活用した相互のコミュニケーションにより、ユーザーを自社のファンになってもらうなど期待できる施策になります。
リターゲティング広告
WEBサイトに訪れたユーザーに再度、広告を配信する手法になります。一度WEサイトに訪れたユーザーは、自社サービスや商品に関心を持っている可能性が高いので、そのユーザーに対して再度アプローチし、コンバージョンを狙う施策になります。
リターゲティング広告は、クッキーの付与ができなくなることから、今後実施が危ぶまれる広告になります。実施できなくなった際に代わりの施策や手法は今の内から、検討しておくことをおススメします。
WEB広告掲載の仕組み
WEB広告には、「純広告」と呼ばれる期間で掲載枠を買い取る手法と「運用型広告」と言われるオークションによる掲載枠の購入をする2つの広告があります。
純広告とは
純広告とは、WEBメディアのある特定の広告枠を期間で買い取って、掲載する広告のことをいいます。
雑誌や新聞、TVCM、ポスターといったようなマス広告が近いイメージになります。純広告は一定の期間、決められた広告掲載枠に必ず配信されるのが大きな特徴になります。
料金は期間で決まっているため、その期間、決まった掲載枠に掲載するといくらかかるといったような形で見積もることができます。
運用型広告とは
運用型広告とは、純広告と違い広告の掲載枠が特に固定されておらず、様々な条件(予算・広告内容の関連性など)によって、最適な広告枠に広告が配信される手法になります。いくらで広告をクリックして欲しいか、動画を再生して欲しいかなど、予算や広告内容、広告の出向目的に応じた広告の運用ができるため、柔軟な配信ができます。
また、料金に関してはオークション制により価格が変動します。そのため高い入札価格を払えば優先的に配信する可能性は高くなりますが、訴求内容と掲載ページの関連性や広告内容、クリック率など、効果の高い広告によって、配信な度に変化があります。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。今回はWEBマーケティングの基礎知識ややるべき施策をご説明いたしました。WEBマーケティングの施策については、わかり辛いものなどが多く、私も勉強するのに苦労したのを覚えています。
これからWEBマーケティングに挑戦しようとしている皆様を応援していますので、少しでも本記事が参考になれば幸いです。
未経験でWEBマーケターになりたいと思っている方は、以下の記事も参考になります。
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【WEBマーケティング 転職】未経験でWEBマーケターになるには①~WEB業界への転職編~
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